もう終わってしもうたなぁ~。
次は何を楽しみに暮らしていこうかなぁ~。
な~んて、ちょっとおおげさやねんけど、そう思わされた夜のお話。
肥後橋 ルールブルーさんと、岸辺 シュクレ・クールさんのコラボレーション
フランス料理とパンとワインのマリアージュを、チョ~楽しむ会。
阪急梅田駅から四つ橋線西梅田駅まで、歩いてんけど、遠かったぁ。
そやかて、今、膝痛めてんねん。
この前、シュクレピクニックにも行ってんけど、皆楽しそうに、サッカーやキャッチボールしてはるから、
「ほな、私も参戦すべぇ」と、バッティングしてん。
投げてくれる球を逃したら、後ろにキャッチャー役は居てはらへん。
どんな球でも打ち返すぞぉ~と、背中側に来た球を打った時、軸足の膝裏が「イタイ」って言わはった。
あれから2週間、まだ「イタイ」さんは居てはりますが、エレベーターがあってほんまに助かった。
バリアフリー法の意義がようわかったわ。
あれ、こんなん書いてたら、いつまでたってもルールブルーさんに辿りつかへん。
早送り
初めておじゃました ルール・ブルーさん
フランス語でなんか書いてある。 わからへん・・・けど「よう、おこし」ってことやね。
トイレの写真を撮りたくなる変な癖
さぁ。ご覧あれ! 本日のメニュー
お料理・ワインがでてくるたびに、南條シェフが説明してくださいました。
パンの説明は、当然岩永シェフ
アミューズ ル・シュクレ・クールのパンと共にディップソース3種
左 「アボガドとズワイガニ」
中 「ナスのキャビア風」
昔、庶民はキャビアを食せる事はなかったらしい。
ナスの種部分をキャビアに見立てて楽しんだと、南條シェフが言うてはりました。
右 「ロックフォールチーズとくるみ」
スプーンに乗ってますが、そのまま一口では召し上がりませんように
塩分が強いので、びっくりされます。とこれまた南條シェフの弁。
パンの説明もあってんけど、もうあまり憶えてへん・・・。
きっと、シュクレのブログで岩永シェフが書いてくれはるでしょうから・・・・。
07 クロマン・ド・ブルゴーニュ ロゼ / シュルタン・レスキュール
次がすごかったわぁぁぁぁ~~~~。 これ美味しかったなぁ。
カリフラワーのムースの上に魚貝類を散りばめて
オマール海老のコンソメゼリーをかけました
カリフラワーもこんなにしてもろうたら、幸せやろなぁ~というお味のムースの上に
オマール海老・でっかい貝柱・ミル貝・イクラが乗っかってて、その又上にオマール海老のコンソメゼリーが
かけられてるなんて・・・。 フレンチばんざ~いです。
共に出されたパン
ワインは、08 ミュスカ プティ・フルール / ジュリアン・メイエー
北海道産タラ白子のロースト ムニエルソース あさりの入った十穀米のピラフ添え
この日はカウンター席に座らせてもろうてんけど、料理の様子が楽しめてええわぁ。
白子に塩してはる。 ローストしてはる。
ピラフつくってはる。 ほぉ~トマトジュースみたいなんも入れはるねんわ。
ちょっと見、ハンバーグみたいに映ってるけど、これ白子やねん。
自分の中では、白子ロースト煎餅と名づけたんよ(笑)
ピラフもよかったわ。 ちょうどええ頃加減の酸味があって、コーンの味が楽しめて。
自分ちでは作られへんかな?
美味しいトマトジュースが今うちにあるねんけど、入れて挑戦したくなったわ。
横にあるのは、カブにコンソメスープを含ませたのん。
ワインは、 07 リムー・ブラン キュヴェ・モーザック / シャトー・ド・ゴール
さっきから南條シェフがでっかい肉の塊をアレコレしてはる。
4日前から仕込んだと言うてはったローストビーフがいよいよ登場するねん。
低温で調理した群馬産上州黒毛和牛のローストビーフ
チーズ風味のさつまいものグラタン添え ボルドレースソース
参ったなぁ。 これローストビーフやねんけど、ローストビーフやないねん。
上州で育った牛が、浪速の地のこの会に、驚きと幸せを運んできてくれはった!って感じ。
牛肉の旨さ全開。 ええ肉料理食べさせてもらう幸せ。
ボリュームもこれでもか!って。 メニューではじゃがいもグラタンだったけどさつまいもグラタンに変更。
その上、お楽しみの赤ワインは
1974 シャトー・モンローズのマグナムボトル
1974年って、私がまだピッチピッチの時やんか!!
美味しいという言葉より、ありがたいという言葉のほうが似合うかな。
その頃のワインづくりの風景と、1974年当時の自分を思い出しながら。
でっかいパンを切り分けて。 切り分けて食べるという意味を感じる。
パンと赤ワインと・・・。 わたしゃ、キリストさまになった気分じゃぁ(笑)
ロワールのデザート クリームダンジュ ハチミツのソース
季節のフルーツを添えて
デザートワイン
07 オー・ベニト プルミエール・コート・ド・ボルドー / ジョセフ・ジャンヌー
思わず抱きつきたくなるような(ご迷惑でしょうが・笑)南條シェフの微笑みと
マダムのお心遣い、そして若いスタッフの懸命な仕事ぶり。
そして、そして、岩永シェフのあつ~いトークに満ちた3時間あまり。
また、再びこんな時間が訪れますように❤
ご一緒してくださった皆様 ありがとうございました。
お世話してくださったMさん・Cさん ありがとうございました。
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帰り道、レストラン ハジメさんの灯りを見たくて廻り道
ガラス扉の向こうのスタッフさんと目があって、扉を開けました。
12月中は、昼夜とも予約で埋まっているんですって。
これまで肥後橋にはあまり縁がなかったけど、
ルール・ブルーさんとハジメさんがあるこの地が、好きになりました。